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【TIPS】ePolicy orchestrator (ePO)を使った、アップデートコンポーネントのコントロール (5.x.00エンジン)

皆さん、こんにちは
マカフィーテクニカルサポートセンターです。

ePOの製品配備やAgent Updateなどのタスクを使って、インストールやアップデートをするコンポーネントをコントロールしたい場合、皆さんはどのような方法で

実施されていますでしょうか。今回は ePO 5.1を使って、5.x.00エンジンを限られたコンピュータのみへ配布する手順をご紹介します。

要件:
5.x.xxエンジンの動作確認が完了するまでの間、一部のユーザを除いて、VirusScan Enterprise (VSE) 8.x のエンジンアップデートをさせないようにする。

手順の流れ:
ePO4.6以降のバージョンではサーバタスクで"パッケージブランチを変更"と機能が新たに追加実装されています。
今回はこの機能を使った手順を説明します。

1. クライアントコンピュータへのエンジン配布に関する現行の運用ポリシーを確認します。
   ePOコンソールへログオンし、"メニュー">"自動処理">"サーバタスク"をクリックのうえ、ご運用中のプルタスクの"編集"の"アクション"タブから”ブランチ”の

   設定、およびプルタスク実行時のパッケージタイプの設定を確認しておきます。

--- ブランチ
最新バージョン
旧バージョン
評価バージョン

--- パッケージタイプ
すべてのパッケージ
選択されたパッケージ

2. クライアントコンピュータがエンジン更新時に参照するブランチの設定確認します。
    "メニュー">ポリシーの"ポリシーカタログ"を開き、製品フィードから"McAfee Agent", カテゴリフィールドを”全般”とそれぞれ設定した後、ご使用中の"全般"

     ポリシーをクリックします。 次に"アップデート(更新)"タブを開いて、各種アップデートに使用するリポジトリブランチ欄の"Engine"で設定しているブランチを

     確認します。

3. シナリオの検討
    下記を例に運用ポリシーとしてのシナリオを検討します。
     このシナリオにより、必要なコンピュータのみに5.x.00エンジンをアップデートし、残りのコンピュータでは現状使用しているエンジンを使用されるようになります。

--- シナリオ
【現状の動作】 
・ プルタスク実行時のチェックインブランチは"現在の(Current)"、パッケージタイプは”すべてのパッケージ”となっている。
・ クライアントコンピュータがエンジン更新時に参照するブランチは"最新バージョン(Current)"となっている。

【設定変更後の動作】 
・ プルタスク実行時のチェックインブランチを"評価(Evaluation)"ブランチへ変更する。
・ クライアントコンピュータがエンジン更新時に参照するブランチは"最新バージョン(Current)"のまま変更せず、アップデートで5.x.00エンジンを適用する

   コンピュータユーザのみを"評価(Evaluation)"ブランチを参照するようポリシー設定を変更する。・ サーバタスクの”パッケージブランチを変更する”

    機能を使って、"評価(Evaluation)"ブランチのパッケージを"現在の(Current)"へ移動するタスクを定期的に移動する。

【手順】
1. プルタスク実行時のチェックイン時のブランチ、およびパッケージタイプの変更
   -  ePOコンソールへログオンし、"メニュー">"自動処理">"サーバタスク"をクリックのうえ、ご運用中のプルタスクの"編集"の"アクション"タブ

      から”ブランチ”の設定を ”最新バージョン” から “評価ブランチ” へ変更し、続いてパッケージタイプを”選択されたパッケージ”へ変更し

  ”パッケージを選択”ボタンからMcAfee Agentタスクを使って、クライアントへ配布するコンポーネントへチェックマークを入れて設定を保存

  します。

  重要:  この手順にて必ず“Engine”パッケージのチェックマークを外しておいてください。

2. パッケージブランチを変更するためのサーバタスク新規作成、もしくは既存のタスク変更
※ここでは新規作成の手順を紹介いたします。


- "メニュー">自動処理の”サーバタスク”をクリックします。
- “新しいタスク”ボタンを押して、サーバタスクビルダーを立ち上げます。
- 任意のサーバタスク名を設定し、”スケジュールステータス”を”有効”へ変更後、”次へ”ボタンを押します。
- 各フィールドへそれぞれ以下を設定後、”次へ”ボタンを押します。

アクション:    パッケージブランチを変更します。
ブランチを変更するパッケージを選択: 評価バージョンブランチにある種類’Contennt’のすべてのパッケージ
変更するアクションを選択: 移動
対象ブランチを選択:  最新バージョン

- パッケージブランチを変更タスクを実行するスケジュールを設定し、”次へ”を押します。

- サーバタスク設定内容を確認後に”保存”ボタンを押して、サーバタスクを保存します。

          3. エンジンの評価テストが完了し、全クライアントコンピュータでエンジンを配布する場合には、手順1.にて再度、Engine”パッケージ

            チェックマークを入れください。

本設定によるメリット:
VSEにはePO上で作成するDAT, エンジンやPatchのアップデートタスク以外にデフォルトローカルアップデートタスクがありますが、このローカルアップデートタスクが実行

される際には、必ず"最新バージョン(Current)"ブランチが参照される仕様となっています。上記の手順にてチェックインブランチを評価ブランチとし、必要なコンポーネント

だけを"最新バージョン(Current)"ブランチへ移動することで、誤ってVSEのデフォルトローカルアップデートタスクが実行されてもエンジンコンポーネントがアップデートされ

なくすることが出来ます。

これからもマカフィー製品のご愛顧を宜しくお願い申し上げます。

以上

マカフィー工藤

Tomohiro Kudo
ePO/MA/VSE Support Engineering Operations, Japan
McAfee, Inc.