ePO5.9.1とePO5.10両バージョンについて,ePIP(Pre-Installation Auditor)を実行。
要件数が少ないePO5.10をインストールしてみましたが,以前のバージョンより簡単に済んだ印象です。
SQL2016/2017のインストールはほぼデフォルト設定のまま進めればOKです。
SQLExpressインストール後は下記二つを行う必要があります。
その後,ePIPを実行。列挙された「追跡フラグ(チェックトレースパラメータ)番号すべて」を
「SQLサーバー構成」-「SQLServerService」のプロパティ,「起動時のパラメーター」に追加。
その後,ServiceあるいはServer自体を再起動します。
これで,ePO5.10を正常にインストールすることができました。
運用開始後,DB拡張に処理を取られるのをさけるため,作成するDBサイズのデフォルト値は大きめにサイズを取ったほうが良いかもしれません。
もし,ドメイン環境の場合で,イントラネットゾーンを自社ドメインのみへ制限している環境の場合,
デスクトップ上に作られるアイコンからだとURLにドメイン名が追加されていませんので,一部の操作が稼働せずエラーが出ることがあります。
この場合,URL部分にドメインを書き足したURLリンクを作成。ie11やEdgeのお気に入りに追加し,そこからアクセスする必要があるようです。