回答
1. Webコンソールを利用する場合
a-1. VSELコンソールへアクセスします。
a-2. "Host Summary"ページで "DAT Date"欄に表示されるDAT作成日が前日の日付であることを確認します。
※DATは海外部門で作成されるため、日本では時差の影響により常に"前日"の表示が最新のDATを示します。
Tips:
“DAT Version”と、以下のWebページに記載の最新DATバージョンを比較することで、より確実に更新状況をご確認いただくことができます。
URL: https://www.mcafee.com/enterprise/ja-jp/downloads/security-updates.html?region=jp
2. コマンドを利用する場合
b-1. VSELを導入した対象システムへrootユーザでログインします。
b-2. 以下のコマンドを実行して、更新が本日の日付となっていることを確認します。
(コマンド)
# ls -l /opt/NAI/LinuxShield/engine/dat/
(出力例)
total 74256
-rw-r----- 1 root nailsgroup 807577 Oct 26 17:27 avvclean.dat
-rw-r----- 1 root nailsgroup 461385 Oct 26 17:27 avvnames.dat
-rw-r----- 1 root nailsgroup 74763966 Oct 26 17:27 avvscan.dat
Tips:
以下コマンドを実行し、"Virus definition files"に表示される現在のDATバージョンと、以下のWebページに記載の最新DATバージョンを比較することで、より確実に更新状況をご確認いただくことができます。
URL: https://www.mcafee.com/enterprise/ja-jp/downloads/security-updates.html?region=jp
(コマンド)
# /opt/NAI/LinuxShield/bin/nails -v
(出力例)
McAfeeVSEForLinux 1.9.2.29197-29197-noarch
Virus definition files 9055.0000
Virus scanning engine 6000.8403
Virus scanning engine API 6000.8403
Apache 2.4.2 (Unix)
OpenSSL 1.0.1s 1 Mar 2016
sqlite 2.8.17
備考
・アップデートタスクの完了ステータス(Completeなど)をもって更新状況を確認する方法もありますが、このステータスはあくまでタスクの完了状況を示すものであり、DATが実際に更新されたことを示すものではございません。
以上の理由から、最新DATでセキュリティを保つ観点では、タスクのステータスではなく、上記の通りDATの更新日付や、バージョンの確認を実施いただくことを推奨いたします。
・システムローカル毎のDAT更新管理による、確認漏れ等のセキュリティリスク低減のために、マカフィーでは、弊社統合管理製品のePolicy Orchestrator(ePO)によるDAT更新状況の一元管理を推奨しております。
以上