こんにちは
マカフィーテクニカルサポートセンターです。
この記事では L7 Data Collection の注意点についてご説明いたします。
【注意点.1】
Devices > [センサー] 配下の Layer 7 Data Collection にある "Flows" は、L7データ取得可能なセッション数を示すものではなく、単純にセンサーが捌けるフロー数を示しています。
【注意点.2】
L7データに関しては、セッションという単位の数え方はしていません。何故なら1セッションで得られるデータ量は通信内容により様々なためです。そのため、L7データ取得可能なフロー数を超えた場合に、次にL7データが取得可能となるタイミングは、L7データ取得で利用されるメモリの割り当て領域が確保されたとき(使用されていたメモリが解放されたとき)となります。
【注意点.3】
アラートやメッセージ等で、L7データ取得可能なフロー数の超過を確認することはできません。
【注意点.4】
show mem-usage コマンドにて取得できる以下の値は、各コアでのL7データの使用率を表しています。これがL7データ取得に関するリソースの使用率を確認する方法となります。
Avg. Used L7 Dcap flows across all PEs : 0%
Max. Used L7 Dcap flows on a single PE : 0%