本コンテンツでは、McAfee Web Gateway (以下MWG) にproxy.pacファイルを配備し、クライアントのプロキシサーバー設定を自動で実施する手順を解説しています。
本記事作成時の最新リリースバージョンは以下のとおりです。
Main Release: 7.3.2.6(16970)
Controlled Release: 7.4.1.1(17204)
proxy.pacはクライアントに自動的にプロキシサーバーを選択させるためのスクリプトです。
スクリプトを用いて、特定のセグメント、ドメイン、URLなどの条件でプロキシサーバーの指定を行ったり、複数のプロキシサーバーを順番に利用するなどの設定を行うことができます。
proxy.pacの作成は弊社テクニカルサポートのサポート範囲外です。作成の詳細については以下のサイトを参照してください。
<The Practical Proxy PAC File Guide>
http://www.proxypacfiles.com/proxypac/
※弊社外のサイトです。
MWGにこのファイルを配備することで、クライアントに個別にプロキシの設定を行うことなく、一元的にプロキシの設定を管理します。
proxy.pacファイルにはHTTPプロトコルでアクセスします。
これを応用して、Proxy HAモードではない複数のMWGを並列に設定し、接続できない場合に順次切り替えることができます。
※ただしproxy.pacを配備したMWGがダウンすると接続はできません。