こんにちは
マカフィーテクニカルサポートセンターです。
この記事では/optパーティションの監視方法とその対処方法についてご案内します。
【概要】
/optパーティションは、MWG(McAfee Web Gateway)ソフトウェアがインストールされている場所です。 また、MWGプロセスは/ optパーティションを一時的なワークスペースとして利用し、ユーザー定義のログやトラブルシューティング/デバッグファイルを保存します。 /optパーティションが逼迫することで、アプライアンスに様々な影響を及ぼします。
【影響】
/optパーティションが逼迫すると、次の現象が発生する可能性があります。
- MWGのユーザーインターフェイス(UI)へのアクセスの失敗
- UIでの変更の保存に失敗しました。
- プロキシ機能の停止や遅延
- MWGが/optパーティションのファイルシステムに書き込むことができないため、その他の権限の問題。
【監視方法】
/optの使用量が特定のしきい値に達したときにトリガーされるようにアラートを構成する方法
下記の何れかの設定をしておくことで問題が発生する前に問題を回避することができるようになります。
- 予め用意されているIncidentID:22を利用する方法
/optパーティションの使用率が90%を超える場合に使用されるIncidentIDは、IncidentID 22です。
デフォルトでダッシュボードにこのアラートは表示されるようになっています。Emailやsyslogなどの方法でもこのIncidentID:22を通知させたい場合は、下記を参照してください。
Web Gateway: Configuring Incident Notifications and Alerts
https://community.mcafee.com/t5/Enterprise-Documents/Web-Gateway-Configuring-Incident-Notifications-...
- 統計カウンターを利用する方法
IncidentID:5 を介して監視されます。この「インシデント」は、単なるトリガーになることを目的としています。
IncidentID:5は毎分1回エラーハンドラーを呼び出しており、チェックのトリガーに使用できます。この例では、それを使用して統計カウンター(FileSystemUsage)を監視します。
統計カウンターを利用して任意のしきい値で監視したい場合は、下記を参照してください。
https://community.mcafee.com/t5/Enterprise-Documents/Web-Gateway-Configuring-File-System-Usage-Monit...
【対処方法】
通知を受け取った場合の対処方法
これらの通知を受け取った場合は、要因となっているサイズの大きいファイルを削除することで解消させることができます。
手順など詳細に関しては下記KBを参考にしてください。
How to troubleshoot Web Gateway appliance disk space issues
https://kc.mcafee.com/corporate/index?page=content&id=KB73869&actp=null&viewlocale=ja_JP&locale=ja_J...